ペット防災の意識調査|97%が備えに不安

無理をしないペット防災 飼い主さんのための防災意識調査

ペットの防災対策と聞くと、特別な準備が必要だと感じていませんか?
ペット防災で大切なのは、「特別なグッズ」よりも、「いつもの生活を止めないこと」。いつもの暮らしを少し意識するだけでも、もしもの備えになります。
もしもに備えて、今意識していること・準備していることや、ちょっと不安なことを会員さん(573名)に教えてもらいました。

飼い主さんの防災意識


Q.ペット防災の意識レベルは?

飼い主さんの防災意識レベルは?

しっかり準備している方はわずか3%にとどまり、97%の方は、何かしらの理由で「まだ十分ではない」と感じていることが分かりました。
フード・避難・ストレスなどの具体的な場面は想像できているものの、実際の準備にはまだ課題が残っているようです。

みんなが意識している防災対策


Q.みんなが意識している対策は?

みんなが意識している防災対策は?

多くの飼い主さんが、フードやトイレ用品の備えなど、日常生活の延長としてできる防災対策を意識していることが分かりました。
特別な防災グッズよりも、「いつも使っているものを切らさない」ことが、現実的な備えになっていました。

日常に取り入れやすい防災対策

『ローリングストック』

「使いながら備える」防災の方法。
ごはんやトイレ用品などを少し多めに用意して、 使った分を買い足すことで、常に一定の備えを保てます。


『フェーズフリー』

「いつもの生活が、もしもの備えになる」考え方。
普段から使っているキャリーや食べなれたごはんは、 災害時にもそのまま使えます。 違う環境になった時、慣れているものがあると安心です。 日常使い=防災対策に。


災害時は環境が大きく変わります。
そんな中で、食べ慣れたフードや使い慣れた用品があることは、ペットのストレス軽減につながります。

準備が進まない理由


Q.準備が進まない理由は?

準備が進まない理由

「時間がない」「どこまで準備すればいいか分からない」と感じる声が多く、 ペット防災は“始め方が難しい”と感じられていることが分かりました。
だからこそ大切なのは、特別なことを一気にやろうとしないこと。
日常の延長でできる備えから始めることで、無理なく、続けられる防災につながります。

災害時の避難先 75%が自宅避難


Q.災害時の避難先は?

災害時の避難先は?

多くの飼い主さんが、ペットの性格や年齢、多頭飼いといった理由から、自宅避難を現実的な選択肢として考えていることが分かりました。
ペットと一緒に避難する「同行避難」を考えている方は8%という結果でした。
だからこそ、自宅で安心して過ごせる環境を整えることも、立派なペット防災対策です。

ペット防災で多かった飼い主さんの不安

みんなの不安な声

「フードを災害時にどれくらい用意すればいいのかわかりません。」

最低でも5日分〜できれば7日分を目安(※)に、「いつも食べているフード」を無理のない範囲で備えておくのがおすすめです。 一度にそろえなくても、ローリングストックで少しずつ増やしていきましょう。※環境省ガイドラインより

「避難所での生活に不安があります。わが子たちが精神的にどうなるのか、自分も高齢になり、考えていたように行動できるのか。」

そう感じるのは、決して珍しいことではありません。 アンケートでも「どうなるかわからない」「想像がつかない」という声が多く見られました。 だからこそ、日常で使っているフードやキャリーを“もしも”でも使える状態にしておくことが、 不安を減らす第一歩に。

「ペット同行可能な避難所が近くに存在するのかどうかもわからないので、ペットと一緒に過ごせるか不安。」

避難所の対応は地域や状況によって異なります。 「他の人に迷惑をかけないか心配」という声も多く、 その不安から自宅避難を考える飼い主さんも少なくありません。 事前に自治体のルールを確認しつつ、 自宅避難・親戚宅など複数の選択肢を考えておくことが安心につながります。


<情報収集>
☑地域のハザードマップや避難場所(ペットとの同行避難が可能か)を確認
☑地域やSNSで飼い主同士の繋がりをつくっておく

「保護した元野良猫は抱っこができず、キャリーに入れられません。自宅以外に避難するのが難しいと感じています。」

実際にアンケートでは、ペットの性格や年齢、多頭飼いなどを理由に 自宅避難を現実的な選択肢として考えている飼い主さんが多いことが分かりました。 自宅避難を想定する場合は、フード・水・トイレ用品などを切らさないこと、 安心できる居場所を確保することが大切です。


<安心できる居場所のための対策>
☑おうちの耐震対策(家具の固定、ガラスの散乱防止)
☑暑さや寒さへの備え

「食べ物にアレルギーがあり、災害時に食事で困らないかとても心配です。」

普段から使い慣れたものを少し多めにストックしておくのが安心です。食べた分だけ買い足す方式(ローリングストック)なら、賞味期限も気にせず安全に備えられます。

悩みコメント

今日からできる第一歩

すべてを一度にそろえる必要はありません。できることから、ひとつずつ始めてみましょう。
例えば、キャリーに入る練習をしてみたり、フードやペットシーツ・猫砂を少し多めに用意したり、すぐに持ち出せるように、備蓄の場所を見直してみたり…。
今できることから、始めてみてください。小さな工夫が、日常を守る大きな備えになります。
療法食やお薬を処方されている子の場合、かかりつけの動物病院で、災害時の対応について相談しておくことも大切です。



▼過去のデータ

飼い主さんの意識調査アンケート結果2019年
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お外でキャリー、お家でハウス!
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